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高血圧

このページでは、高血圧が引き起こす様々な症状やその治療、予防について説明いたします。

高血圧

高血圧は、日常的(慢性的)に安静時での血圧が高くなっている状態をさします。一般に、血圧は年齢が上がれば上がるほど上昇する傾向にありますが、日本では3~40代でも発症するケースが多く、若い世代であればあるほど診断・治療を受けていないケースも目立ちます。

なお、人間の血圧は、身体を動かしたり、寒さを感じたりすることで日々変動しますが、高血圧とはそうした一時的な状態の変化をさすものではありません。

診断

血液検査により基礎データを取り、診断をいたします。訪問看護等を受けたり、日頃ご自宅でバイタルをチェックされている方は、そういった情報を参考にさせていただくこともあります。

症状

高血圧は、自覚症状がないケースが多く、早期の発見が難しい疾患でもあります。血圧がかなり高いときは、頭痛やめまい、肩こりなどが起きやすくなりますが、こういった症状は血圧とは関係なく起こりうるものですので、症状があるなしに関わらず、定期的に検査を受け、発見する必要があります。

治療

治療は降圧剤や昇圧剤など、お薬によって血圧をコントロールする治療が中心となります。重ねて、食生活の改善や適度な有酸素運動の実践も有効です。若い世代は、食生活の改善など生活習慣を見直すことで血圧を下げやすいので、早めに受診して医師の指導を受けましょう。

血圧が十分に下がったのにお薬の見直しをしなければ、血圧が下がりすぎてかえって問題となることがあります(低血圧)。そのため、定期的に血液検査を行うことで、その経過を再評価し、定期的に処方内容を見直す必要があります。

予防

高血圧を予防するには、なにより生活習慣の見直しが重要です。高血圧の最大の原因は、食塩のとりすぎです。若年・中年の男性では、肥満が原因の高血圧も増えています。また、飲酒や運動不足も高血圧の原因の1つです。バランスの取れた食生活・適度な運動・睡眠を心がけましょう。

ご心配な方は、予防についての指導もいたしますので、お気軽にご相談ください。

高血圧が引き起こすその他の疾患

高血圧の状態を放置すると動脈硬化に繋がります。脳卒中や脳梗塞(のうこうそく)、くも膜下出血、心筋梗塞(しんきんこうそく)、狭心症、慢性腎臓病などを引き起こす可能性があります。

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