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体外衝撃波治療(ESWT)とは?

体外衝撃波治療(ESWT)とは

衝撃波(高出力の音波)を患部に照射することで、痛みの改善を図ることを目的とした新しい治療法です。国内ではなかなか聞きなれないかもしれませんが、近年ヨーロッパを中心に広く普及しており、手術を行わなず副作用もほとんどないため、身体に与える影響が少ないと、近年スポーツ障害の分野で注目されている治療法になります。

痛みを軽減するしくみ

衝撃により、痛みを引き起こす神経(自由神経終末)や、痛みに関わる神経内の伝達物質を減少させることで、神経の中枢へ痛みが伝わりにくくなります。

衝撃波には、新しい血管やコラーゲンの産出を促すための成長因子をつくる効果も報告されております。血管が新しくなることで、古くなった組織が修復されます。また、コラーゲンには痛みの伝達物質を減らす効果もあります。そのため、長期的にも効果が期待できます。

2種類の装置を揃えています

衝撃波発生装置には、収縮型と拡散型の2種類あります。

収束型は、収束した範囲にエネルギーを与えるため、治療範囲はピンポイントになりますが、その分強いエネルギーを照射することができ、治療効果が高いのが特徴です。一方の拡散型は、一度で広い範囲への治療が可能です。当院では、これら2種類の装置を揃え、症状に応じて使い分けております。

検査を実施の上、治療方針を決定します

初回診察時には問診や検査をさせていただきます。必要に応じて他施設でMRIやエコーなど追加検査を実施いただきます。それらを基にした正しい診断に加え、患者様の思いを聞かせていただいた上で、体外衝撃波治療をはじめとした治療法を提案いたします。

不明点などございましたら、お気軽にご相談ください。 

適用症状

・足底筋膜炎
・アキレス腱炎
・上腕骨内側上顆・外側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)
・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
・石灰沈着性腱板炎
・疲労骨折

他にも、疲労骨折や腱鞘炎(けんしょうえん)などにも効果があります。

※保険適用外となる症状もございます。必ず説明いたしますので、よくご検討ください。

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